知る・学ぶ

2026年4月号

観光都市かんこうとし「東京」と歴史れきし文化のまち「江戸えど

もくじ

みなさんが住んでいる東京には、すてきな場所がたくさんあり、世界中から多くの観光客かんこうきゃくが集まってきます。世界有数の近代都市でありながら、歴史れきしや文化、伝統でんとうが感じられる東京。東京は、かつて「江戸えど」とばれており、「江戸時代えどじだい」を思わせる場所は観光客かんこうきゃくに人気のスポットになっています。

東京の魅力みりょくを世界へ 観光かんこうボランティアが活躍かつやく

江戸えどをはじめ、たくさんの東京のおもしろさを観光客かんこうきゃくつたえているのが「観光かんこうボランティア」です。外国人旅行者向けに用意されている東京都の観光かんこうガイドサービスは、7つの言語(英語えいご、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、中国語、韓国語かんこくご)に対応たいおうしています。観光かんこう名所がもりだくさんのルートがいくつも用意されていて、多くの外国人旅行者によろこばれています。今回は、東京の観光かんこうスポットと、観光かんこうボランティアの方に教えてもらったおすすめポイントをご紹介しょうかいします。

◆「外国人旅行者向け観光かんこうガイドサービス」についてはこちら

外国人旅行者でいっぱいの浅草あさくさ

江戸時代えどじだいは、1603年に徳川とくがわ家康いえやす幕府ばくふを開いたことから始まりました。江戸時代えどじだいは今から150年以上いじょう前に終わりましたが、当時の雰囲気ふんいきが感じられる場所は都内にたくさんあります。

江戸時代えどじだいを感じられる代表的だいひょうてきな場所の一つは浅草あさくさ。「雷門かみなりもん」でよく知られる「浅草寺せんそうじ」を中心として、いろいろな楽しいものが集まっています。

浅草寺せんそうじ宝蔵門ほうぞうもん五重塔ごじゅうのとう

浅草寺せんそうじは、今からやく1400年前にてられたお寺です。立派りっぱなおどう五重塔ごじゅうのとうがあります。その入り口となる雷門かみなりもんには大きなちょうちんが下がっていて、浅草あさくさのシンボルとなっています。雷門かみなりもん付近ふきんでは、観光かんこう案内あんないを聞きながらまちをめぐることのできる人力車に乗ることもでき、昔ながらの雰囲気ふんいきが感じられます。

この雷門かみなりもんから浅草寺せんそうじまでの間にある「仲見世なかみせ」は、江戸時代えどじだいにできた商店街しょうてんがいの一つです。通り沿いにはやく90ものお店がならび、お菓子かしやお土産みやげ工芸こうげい品などが売られています。

雷門かみなりもんのちょうちんは浅草あさくさのシンボル
人力車に乗って案内あんないを聞きながらまちをめぐることができる ⓒ(公財)東京観光財団かんこうざいだん

浅草寺せんそうじを見学したらその先にある「浅草花あさくさはなやしき」にも足をのばしてみましょう。ここは日本でもっとも古い遊園地。昔ながらの「ローラーコースター」や「お屋敷やしき」が人気です。

相撲すもう伝統でんとう工芸こうげいのまち両国

隅田川すみだがわに近い両国のまちには、「両国国技館こくぎかん」や「東京都江戸えど東京博物館はくぶつかん」があります。相撲すもうは1500年以上いじょうもの歴史れきしがあり、その大相撲おおずもう試合しあい(本場所)が行われる両国国技館こくぎかんがあることから、周辺しゅうへんにはたくさんの相撲すもう部屋べやもあります。

両国国技館こくぎかん外観がいかん
両国国技館こくぎかんの内部。中央に土俵どひょうがある

大相撲おおずもうの本場所は1年に6回行われますが、そのうち3回は、この両国国技館こくぎかん開催かいさいされます。まちを歩くと、力士りきしと出会えるかもしれません。両国駅のきゅう駅舎えきしゃにある「-両国-江戸えどNORENノレン」では、多様な食を楽しむことができます。

江戸えどや東京の歴史れきしと文化を紹介しょうかいする「東京都江戸えど東京博物館はくぶつかん」のほか、江戸時代えどじだいの画家・葛飾北斎かつしかほくさいの作品を展示てんじする「すみだ北斎ほくさい美術館びじゅつかん」、サムライが使った刀をたくさん所蔵しょぞうしている「刀剣とうけん博物館はくぶつかん」、がみ作品を鑑賞かんしょうできる「東京おりがみミュージアム」などがあり、日本の代表的だいひょうてき芸術げいじゅつ工芸こうげい作品を見ることができます。

すぐ近くの浅草橋あさくさばし職人しょくにんのまちで、木やガラス、かわなどを使った作品を作っています。花火にかんするものを展示てんじする「両国花火資料館しりょうかん」、江戸切子えどきりこばれるガラスの伝統的でんとうてき工芸こうげい品を展示てんじ販売はんばいする「すみだ江戸切子えどきりこ館」などもあります。

自然しぜんゆたかな日本庭園

東京にはたくさんの日本庭園があり、なかでも都立庭園の「きゅうしば離宮りきゅう恩賜おんし庭園」と「浜離宮はまりきゅう恩賜おんし庭園」は、どちらも江戸時代えどじだいにつくられた代表的だいひょうてきな日本庭園です。明治時代めいじじだいにつくられた「清澄きよすみ庭園」もふくめ、どの庭園も自然しぜんがいっぱいです。

きゅうしば離宮りきゅう恩賜おんし庭園の見どころは、大小のきれいな石をたくさんならべて、石だけで自然しぜん風景ふうけいをつくっている「石組」というわざ。山やたき表現ひょうげんされているので、ぜひ観察かんさつしてみましょう。庭園の東側ひがしがわには竹芝たけしば桟橋さんばしがあり、伊豆いず諸島しょとう小笠原おがさわら諸島しょとうへ向かう高速フェリーを見ることもできます。

浜離宮はまりきゅう恩賜おんし庭園は、東京湾とうきょうわんの海水による池や、水上にかぶように立つ茶屋が見どころで、まわりをかこむように立っている高層こうそうビルとのちがいをくらべてみるのもおもしろいですね。

清澄きよすみ庭園には遊具や砂場すなばそなわる児童じどう公園もあるほか、近くには「東京都現代げんだい美術館びじゅつかん」や「深川江戸えど資料館しりょうかん」もあります。

きゅうしば離宮りきゅう恩賜おんし庭園
浜離宮はまりきゅう恩賜おんし庭園
清澄きよすみ庭園 ⓒ(公財)東京観光財団かんこうざいだん

これらの庭園の近くにある「増上寺ぞうじょうじ」は、やく630年以上いじょう歴史れきしがあるとても古いお寺です。江戸えど幕府ばくふ徳川家とくがわけが大切にしたことでも知られ、15人の将軍しょうぐんのうち、6人の将軍しょうぐんのおはかがここにあります。すぐ近くには東京タワーがそびえ立ち、東京のまちみを見下ろすことができる展望台てんぼうだいがあります。

江戸えど幕府ばくふ将軍しょうぐんたちのおはかがある増上寺 ぞうじょうじ ⓒ(公財)東京観光財団かんこうざいだん

東京の魅力みりょくをもっと見つけよう

行ってみたいスポットは見つかりましたか?東京には、江戸えどが感じられる場所や、すてきな観光かんこうスポットがまだまだあります。東京の観光かんこう公式サイト「GO TOKYO」もチェックして、気になる場所をさがしてみましょう。ぜひ東京のいろいろな場所に出かけて、いところやきなところをたくさん発見してくださいね。

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